探求者のためのサプリメント日記

スマートサプリメントの専門メーカー CHIRON キロンがお届けする栄養情報。www.chiron.jp


・「心臓の健康」。サプリを選ぶなら「アムラエキス」

・どこで見極める? サプリの「品質」

という「ふたつの話題」お届けいたします。


まずは、アムラの研究報告、ご紹介いたします。

「成人を対象に『500mgのアムラエキス』を、12週にわたり摂取し、採血しました」

「Supplementation of a standardized extract from Phyllanthus emblica improves cardiovascular risk factors and platelet aggregation in overweight/class-1 obese adults.」

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25756303/


【結論】

「アムラエキスは、心血管系のリスクファクターを有すると思われる成人に対し、安全に、有益な効果をもたらす可能性がある」


分かりやすく申し上げます。

「アムラエキス 500mg」を「12週間」飲み続けました。

すると

・悪玉コレステロールの値が下がった。

・血管年齢が守られた。

・血栓の形成を防ぐ可能性が見られた。

つまり

「狭心症・心筋梗塞」などの危険因子を低下させる結果となりました。


ところで「アムラ」

ご存知でしょうか?


東南アジアからインド地方に分布する落葉植物であり、その果実のエキスが「アムラエキス」です。

英語では「インディアングースベリー」

日本では「インドスグリ」と呼ばれます。

インドの暮らしにおいては「健康」を象徴する植物であり
その果実は「薬用・美容・食用」に使われている、とのことです。


日本でも「食品・サプリメント」としての入手が可能です。

そこで「アムラ」と検索いたしますと、

下記キーワードを、多く目にいたします。

「抗酸化・美肌・感染症・免疫・腸内環境・コレステロール・ストレス・脱毛・白髪…」

したがって、アメリカの健康マニアがこれを見逃すはずもなく、彼らがそれを "スーパーフルーツ”と呼ぶのも、当然のことになるでしょうか。


話は「インド」に戻ります。

この地域には、伝統医学で「アーユルヴェーダ」と呼ばれる「英知」と申しますか「知識体系」があることは、ご承知のことと存じます。

「アーユルベーダ」の病気にたいする基本姿勢は「病を患ってから対処療法」をするよりも、

「日頃から病に負けないカラダづくりをしましょう」というものです。

「アーユルヴェーダ」においては、ヒトのカラダとココロを成り立たせる要素のひとつを「ドーシャ」と呼び、

この「ドーシャ」バランスが、健康においては大切なこと、とされています。

「アムラ」は、「ドーシャ」バランスの一助となるので、インドの食生活では、さまざまに活用されているという次第です。


一方「西洋的」な視点から「アムラ」を調べると、この果実には「ポリフェノール」が含まれることが、分かっています。

β-グルカゴリン

エンブリカニン A, B

ペドゥンクラジン

プニグルコニン

など。


なるほど

「血流の改善」

「内皮(血管)の健康」

に貢献するというのもあり得ることと思われます。

では、さきほどの「アムラエキス 500mg」という数字、「品質の見極め」と関係いたしますので、いましばらくの間、覚えておいてくださいませ。


【どう見極める? サプリの「品質」】

結論から申し上げますと、着目すべきは原料の『成分量』です。

「原料の分量」ではありません。

具体例です。

上記の実験で使われた「アムラエキス」は、イプロインダストリーズ社製の「CAPROS」を用いています。

「CAPROS」は商標です。

アムラの主要な栄養である「ポリフェノールを60%に規格化」したアムラエキスです。

ということは

「『アムラエキス 500mg』を12週間摂取した」は、

こう言い換えることができます。

「アムラ ポリフェノール 300mg」を12週間摂取した。


「ポリフェノールを60%に規格化」とは何か、といえば

上の例では

「500mg」の中にきちんと「60%」分、したがって「300mg」のポリフェノールが含まれるよう「品質」が保たれています、という意味です。


「サプリの品質」とは、このことです。

心臓のために「アムラエキス」を検討するのなら「アムラエキス500mg」に目を向けるより、『成分量』に着目し「アムラポリフェノール300mg」を12週間以上とってみる。

ですので、もしも「ポリフェノール20%規格」のアムラエキスを用いて、先ほどの実験に倣うのなら「1,500mg」、摂らなければなりません。


サプリメントの「品質」のポイントは『成分量』です。


皆さまどうぞご自愛くださいませ。

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「記憶力と注意力」


イチョウ葉エキスが、助けになるかもしれません。


こんな研究論文、ご紹介いたします。


https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11026748/

  • PMID: 
    11026748


「The dose-dependent cognitive effects of acute administration of Ginkgo biloba to healthy young volunteers.」


「健康な若年被験者を対象とした、イチョウ葉エキスを短期内服した際の、認知機能に対する用量依存性効果の検討」


次の 4つの項目


・注意力の速度


・注意力の正確さ


・記憶力の速度


・記憶力の正確さ


について


「イチョウ葉エキスは、明確な効果をもたらすか」


を報告しています。


20人の被験者を対象にイチョウ葉エキス 120mg、240mg、360mg、


もしくは、プラセボを内服してもらう。


結果


どの項目においても「有意な変化が認められた」とのこと。


なかでも、最もはっきりした項目は


「注意力の速度」


飲む量が増えるにしたがい


120mg < 360mg


明確な違いとなって表れたことが、報告されています。


ちなみに、


飲む量に比例して「効果」や「障害」が変化すること、


今回は、「効果」に変化が見られたわけですが、


そのことを、「用量依存性」と言います。


ネガティブな印象をうける「薬物依存」の、『依存』とは、


意味合いが、異なります。


ところで.......


イチョウ葉エキス  360mg 。


これは多いかもしれません。


平均的な体格の日本人の場合


体質や体調にもよりますが、片頭痛をまねくかもしれない。


まずは 60mg~120mg。


そのあたりから、お試しになられてはいかがでしょうか。






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肉体のケアはアスリートのつとめ、頭のケアは、頭脳労働に挑む人の、つとめです。


何が言いたいかと申しますと、緊張、ストレス、寝不足の毎日…..


気がかりなのは、海馬です。


海馬のニューロンを、痛めつけるにもほどがあります。


コルチゾールの受容体が多く集まるところ、それが、海馬です。


「ストレス」が続くことで、海馬は、コルチゾールを受け過ぎてしまい、そこにあるニューロンは興奮し過ぎて、やがて死に至ります。


「記憶」や「気分のコントロール」に関わる機能を有するのが、海馬。


ものおぼえが滞りはじめたり、気分を切りかえることが難しく感じられるとき、海馬がダメージを受けているという可能性、ご留意されてはいかがでしょうか。


ストレス状態にブレーキを踏むはずの、海馬の、その機能が、不具合を起こしているのかもしれません。


こうなると、副腎からのコルチゾール産生が止むことなく続くことになります。


(視床下部 ー 下垂体 ー 副腎系〈HPA〉の、活性化)


多くのコルチゾールを海馬が受け取ることになり、ダメージは、さらに広がる。


「うつ病」には、海馬の萎縮みられることがある、とのことです。


「緊張」「ストレス」「短い睡眠」の連続が引き起こす、海馬という物質面において、発生した、“損傷”。


それは言い方をかえるなら、“ケガ”。


このケガは、「気分の落ち込み」「やる気のなさ」「もの忘れ」となって、メンタルという側面に、浮上して来るのかもしれない。


アスリートがそうであるように、頭脳労働に挑む人も、ケガには、気を付けましょう。


こんな研究論文、ご紹介いたします。


「ラットに対し72時間の睡眠阻害を行った」という実験。



「GABA-BZD Receptor Modulating Mechanism of Panax quinquefolius against 72-h Sleep Deprivation Induced Anxiety like Behavior:Possible Roles of Oxidative Stress, Mitochondrial Dysfunction and Neuroinflammation」

PMID: 27013946




「72時間眠らなかったことによる、不安に対する、アメリカ人参のGABA-BZD受容体調整作用:酸化ストレスやミトコンドリア機能不全、神経炎症への効果の可能性」


論文の結論は、つぎの二つです。


1、睡眠不足は、脳機能を低下させ、ニューロンの死滅をまねく可能性がある。


2、睡眠阻害下においてアメリカ人参は、その GABA調整機能により、ニューロン保護作用を発揮する可能性がある。






「わずかな眠り、アマタの仕事」


そのような頭脳労働者は、アメリカ人参、ご選択のひとつかもしれません。




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