探求者のためのサプリメント日記

スマートサプリメントの専門メーカー CHIRON キロンがお届けする栄養情報。www.chiron.jp



高麗人参も優れたスマートハーブ。

簡潔に申し上げるなら

1.知的活動を支え、[12.3,4,5] 

2.知的健康を守る 。[6.7,8.9.10]


具体例として

神経伝達物質のアセチルコリンは、脳内でリサイクルされる仕組みがあるのですが、そのリサイクル効率をサポートする働きが、高麗人参にはある。

というのは、このエビデンス。

「Actions of ginsenoside Rb1 on choline uptake in central cholinergic nerve endings.」

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=1338897

アセチルコリンの放出量が最適化される


記憶力、集中力が良好な状態へとつながってゆく


でもあります。


では、本題。

「覚えるチカラ」を助けたいとき、高麗人参をどうとるか?


答え

イチョウ葉エキスと一緒に、摂りましょう。


分量は

高麗人参エキス 100mg と イチョウ葉エキス 60mg 、これを1日 2回。

または、高麗人参エキス 200mg とイチョウ葉エキス 120mg、これを1日 1回。


空腹に摂ると不快感を招くかもしれもしれません。

食事の後が良いと思います。


下記のレビューでは、イチョウ葉エキスと高麗人参エキスの組み合わせについて、約二十歳から七十歳の健常人に対する様々な研究報告が紹介されています。

「A systematic review of research investigating the physiological and psychological effects of combining Ginkgo biloba and Panax ginseng into a single treatment in humans: Implications for research design and analysis.」


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=30729756

たとえば、

256人の健常人を対象にイチョウ葉エキス 60mg と高麗人参エキス 100mg を1日2回。

もしくは、イチョウ葉エキス 120mg と高麗人参エキス 200mg を1日1回飲んでもらい、

二重盲目プラセボコントロール研究を16週間にわたって行う。

2週間のプラセボ内服期間を経て、

内服開始後4週間、8週間、12週間、内服終了2週間後 (14週間目)、

に下記を評価。


1) 記憶の正確さ


2) 記憶の早さ


3) 集中力


4) 集中力の持続


結果:4、8、12、14週の評価時点すべてで記憶力に有意な改善が認められた。


では、イチョウ葉エキス、高麗人参エキス、それぞれ単体との比較はどうかと言いますと、

このような記述

「記憶の質に関しては、イチョウ葉エキス、高麗人参エキス単体であっても記憶の質の改善は見込めるものの、効果を発揮する時間はそれぞれ異なっていました。イチョウ葉エキスは内服後約6時間、高麗人参エキスは内服後約4時間。(中略)・・・・この結果により、イチョウ葉エキスと高麗人参エキスを組み合わせることにより、記憶力の質の改善がよりパワフルにはっきりとしたものになる可能性があり、さらに効果発現時間も早いものになる (内服後60分) 可能性が示唆されました。」


注意点。

高麗人参エキスが体質に合わない方もいらっしゃいます。


たとえば、これはひとつの目安ですが、

血圧が高めの方
熱くなりやすい方
のぼせやすい方
ご高齢の方

また、体質や体調の変化だけでなく、
季節の変化でも、高麗人参が合わなくなることも、あり得ます。


高麗人参エキスが体質に合わない場合、
代わりとなるのはアメリカ人参エキス。

主要な活性成分はどちらも同じ。(含有比率が異なります)

伝統的に高麗人参は「温性」、アメリカ人参は「冷性」とも呼ばれます。


高麗人参エキスとイチョウ葉エキス。

アメリカ人参エキスとイチョウ葉エキス。


どちらも体質に合うということもあり得ます。

その場合、朝と夜、休日と平日、夏と冬とで使い分ける

など、

自分に合ったサプリメンテーションを組み立てるというのもサプリメントの面白いところです。


CHIRON Inc. 荒井


知的健康1000、900コピー

[1] Xue JF, Liu ZJ, Hu JF, Chen H, Zhang JT, Chen NH. Ginsenoside Rb1 promotes neurotransmitter release by modulating phosphorylation of synapsins through a cAMP-dependent protein kinase pathway. Brain Res. 2006 Aug 23;1106(1):91-8. Epub 2006 Jul 11.

[2] Benishin CG. Actions of ginsenoside Rb1 on choline uptake in central cholinergic nerve endings. Neurochem Int. 1992 Jul;21(1):1-5.

[3] Sloley BD, Pang PK, Huang BH, Ba F, Li FL, Benishin CG, Greenshaw AJ, Shan JJ. American ginseng extract reduces scopolamine-induced amnesia in a spatial learning task. J Psychiatry Neurosci. 1999 Nov;24(5):442-52.

[4] Abe K, Cho SI, Kitagawa I, Nishiyama N, Saito H. Differential effects of ginsenoside Rb1 and malonylginsenoside Rb1 on long-term potentiation in the dentate gyrus of rats. Brain Res. 1994 Jun 27;649(1-2):7-11.

[5] Samira MM, Attia MA, Allam M, Elwan O. Effect of the standardized Ginseng Extract G115 on the metabolism and electrical activity of the rabbit's brain. J Int Med Res. 1985;13(6):342-8.

[6] Himi T, Saito H, Nishiyama N. Effect of ginseng saponins on the survival of cerebral cortex neurons in cell cultures. Chem Pharm Bull (Tokyo). 1989 Feb;37(2):481-4.

[7] Rudakewich M, Ba F, Benishin CG. Neurotrophic and neuroprotective actions of ginsenosides Rb(1) and Rg(1). Planta Med. 2001 Aug;67(6):533-7.

[8] Kim YC, Kim SR, Markelonis GJ, Oh TH. Ginsenosides Rb1 and Rg3 protect cultured rat cortical cells from glutamate-induced neurodegeneration. J Neurosci Res. 1998 Aug 15;53(4):426-32.

[9] Kim S, Ahn K, Oh TH, Nah SY, Rhim H. Inhibitory effect of ginsenosides on NMDA receptor-mediated signals in rat hippocampal neurons. Biochem Biophys Res Commun. 2002 Aug 16;296(2):247-54.

[10]  Kim S, Kim T, Ahn K, Park WK, Nah SY, Rhim H. Ginsenoside Rg3 antagonizes NMDA receptors through a glycine modulatory site in rat cultured hippocampal neurons. Biochem Biophys Res Commun. 2004 Oct 15;323(2):416-24.






こんな研究報告をご紹介いたしましょう。

平均年齢20.4歳の健常人に対し、イチョウ葉エキスとホスファチジルセリンとの組み合わせを調査したもの。

Acute cognitive effects of standardised Ginkgo biloba extract complexed with phosphatidylserine.」

つぎの三つを比較。

1.イチョウ葉エキス120㎎ を単体で摂取。

2.イチョウ葉エキス120㎎ とホスファチジルセリン (PS) 360㎎ を同時に摂取。

3.イチョウ葉エキス120㎎ とホスファチジルコリン (PC) 360㎎ を同時に摂取。

その三パターンで、一定時間後に


「注意力のスピード」


「注意力の正確性」 


「記憶力のスピード」


「記憶の正確性」


「二次記憶」


「ワーキングメモリー」 等を調査。



結果はというと、

もっとも効果の高い組み合わせは、

2のイチョウ葉エキスとホスファチジルセリン の組み合わせ。


たとえば、

「注意力のスピード」 は

1のイチョウ葉エキス単独と、3のイチョウ葉エキスとホスファチジルコリンが、2.5時間後まで有意に速くなった。

2のイチョウ葉エキスとホスファチジルセリンは、6時間後においても有意に速い。


「注意力の正確性」 は

2のイチョウ葉エキスとホスファチジルセリンの組み合わせに有意な改善がみられた。


「記憶のスピード」 は

3のイチョウ葉エキスとホスファチジルコリンが4時間後に逆に遅くなった。

2のイチョウ葉エキスとホスファチジルセリンは、摂取1時間から6時間後のすべてで有意に改善した。


「記憶力の正確性」は

2のイチョウ葉エキスとホスファチジルセリンで、2.5時間、4時間後で向上。

3のイチョウ葉エキスとホスファチジルコリンで、2.5時間後に向上。


「二次記憶」は

有意差なし。


「ワーキングメモリー」は

有意差なし。





とはいえ、

ホスファチジルセリンは、かならずイチョウ葉エキスと 摂りましょうというのではありません。

たとえば、つぎの論文

A review of nutrients and botanicals in the integrative management of cognitive dysfunction.」

では、

・効果的なホスファチジルセリンの分量は1日 100mg。

・記憶力の低下に対しては、1日 300mg。

・1日 600mgで気分に影響を与える。

と、あります。

筆者の経験では、いずれの場合も食後が宜しいと思います。


CHIRON Inc.  荒井



▼賢者のサプリメントより MEMO 発売。


MEMO970、600





「睡眠の質に GABA」というコマーシャルメッセージがあります。


知的創作料理の専門店としては(スマートサプリの専門メーカーとしては)、その素材を活かすために、もうひとつ食材を加えることをお勧めいたします。

GABA にはアメリカ人参エキスを加えましょう。


この研究は、アメリカ人参エキスの神経保護作用には、GABA促進メカニズムが含まれているという報告。

GABA-BZD Receptor Modulating Mechanism of Panax quinquefolius against 72-h Sleep Deprivation Induced Anxiety like Behavior:Possible Roles of Oxidative Stress, Mitochondrial Dysfunction and Neuroinflammation.

 
≪訳≫
72時間眠らなかったことによる不安に対する、アメリカ人参のGABA-BZD受容体調整作用:酸化ストレスやミトコンドリア機能不全、神経炎症への効果の可能性。

 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=27013946


結論を要約すると

1.睡眠不足は、脳機能を低下させ、ニューロンを弱らせる可能性がある。

2.アメリカ人参の神経保護作用には、GABA促進メカニズムが含まれている。


1について

抑制系であるGABAニューロンに支障がでる可能性がある。

・GABAニューロンの受容体にマイナスな変化が生じる。

・前ニューロンからのGABAの放出にも悪影響が生じる。 


コルチゾールも増える。
視床下部 ー 下垂体 - 副腎系(HPA)の活性化が引き起こされる。
(これは海馬にも良くありません)



睡眠を削ってでも何かを成し遂げたいということがあります。


アスリートマインドで仕事に挑む方は、“あたまのケガ” に、気を付けてください。

そのダメージ、 “こころのケガ” にもつながりかねません。

アメリカ人参エキスとGABAとの組み合わせ、とても興味深いです。

CHIRON Inc.  荒井


▼ BREAKER

 

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