静岡県の K 様からのご質問。


Q 落ち着きがなくて困っています。


キロンのSWITCH は、 多動に効きますか?


A はじめにお伝えしなければなりません。


サプリメント・メーカーの立場からお伝えできる範囲は限られております。


そこを踏まえての回答です。


SWITCH をご検討下さい。


植物エキスが四つ含まれています。


そのどれもに多動に関係する研究報告を見出すことができます。


ただここでその詳細を述べることができません。


本文の最後に、有効な論文へのリンクを記すだけにとどめます。


その研究報告のなかには、3 ~ 17歳までの児童36人を対象とした報告も含まれています。


児童らには、高麗人参エキス 200mg とイチョウ葉エキス 50mg の入ったカプセルを1日 2カプセル、4週間内服してもらう。


そして 多動の主要な状態である、反抗的行動、学習、多動‐衝動性、易不安性、完璧主義、社会的問題、情緒の変化について観察を行っています。


深刻な副作用は報告されておりません。


ちなみにキロンの SWITCH に含まれる高麗人参エキスは、2カプセル中、高麗人参エキス 200㎎、イチョウ葉エキスは 120 ㎎ です。


次に、バコパモニエラエキスについても、36人の 多動 の子供たちに、二重盲目試験でバコパ投与群とコントロール群を比較したという研究報告があります。


使われた分量は、バコパエキス 50㎎ を1日2回、それを12週間というものです。


SWITCH に含まれるバコパエキスは、2カプセル中 80㎎ です。


ホスファチジルセリンと 多動の関連については、ネット検索しても容易に見つかるのではないかと思います。



ところで、先ほどご紹介した研究論文は、どちらも児童を対象にしたものでした。


しかし、それをもって児童に SWITCH をお勧めしようというのではありません。


SWITCH が含む原料は安全なものである、そのようなご理解をお願いしたいと思っています。


多動の子供に対し、何か良いサプリメントはないか? と、お困りの声も、弊社には多く寄せられます。


ビタミン、ミネラル、アミノ酸をしっかりと摂り、たっぷりと眠る。


どれも神経伝達には不可欠なものです。


お子様に SWITCH を、と検討される前に、いまいちど、そのような基本をご確認頂きたいとお願いを申し上げております。


加えて、集中力を強化するなんらかの訓練も、強くお勧めいたします。


たとえば、細心の注意を払っておこなう朗読は、 集中力にも良い訓練となり得ます。


書かれた文字を、読み違うことなく発声するというその繰り返しが、前頭前野の活性化へと繋がります。


(本の内容も覚えることができますし)繰り返すことで、注意力に通じる回路が強化されもします。


また、朗読は、「いま」おこなうべきことを意識の枠の中に捉え、それのみ実行するという、この行為はいまでいう「マインドフルネス」のバリエーションであるともいえます。


すなわち、朗読は、脳と心を鍛え得るのです。


最後に、わたしの経験を。


落ち着きも、権威への従順も、わたしはまったく持ち合わせていない子どもでした。


権威とは、いまでもそりが合いませんけれど、ある時期、落ち着きのなさとは、折り合いをつけることができました。


落ち着きを失わせる原因が分かり、「自分の取り扱い」がいくらかマシになったのです。


原因とは、どうやら「思考」にあったようです。


多動は「ひらめきすぎる人」とも呼ばれます。


Kさんの場合、絶え間なく浮かんでは消える思考が、当初打ち立てた目的へと向かう行動を妨げている、ということはないでしょうか。


当初の目的とは無関係な「考え事」に “ 持っていかれ ” たりしませんか。 


ところで、その「思考」とは、いったいなんであり、どこからやって来るものなのでしょう?


と、あるとき、疑問に思ったわたしは、「思考」が湧いてくるその瞬間、そしてそれが消えてゆくまでを、じっくりと観察することにしました。


犯人を追い詰める刑事の執念で思考を観察し、尾行を続けたというワケです。


そこで分かったことがありました。


さて、モノは試しです。


「思考」が浮かぶその瞬間に、意識の目を凝らし続けて見て下さい。


その「思考」とやらが消えてゆくまで。


はじめのうちは、いつの間にか現た思考に「持っていかれる」自分に嫌気がさすかもしれません。


しかし、諦めることなく見張りを続けましょう。


やがて、思考に引きずりまわされることなく、思考の内容、その変化を吟味、観察するチカラが強化されます。


意識的に「思考」を黙らせることも、徐々にできるようになります。


(思考を観察するこの訓練は伝統的には座禅訓練法ともいえるでしょう)



無益な思考は、焼き尽くしてしまいましょう。