要点は二つ。
1.記憶力の衰えには、高麗人参エキスが良いかもしれません。
2.サプリメント代を無駄にしないよう、健康成分を、確認しましょう。
下記リンク先の研究報告では、高麗人参エキスが記憶力の低下をおさえたことが報告されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=1338897
「Actions of ginsenoside Rb1 on choline uptake in central cholinergic nerve endings.」
ginsenoside Rb1とは、高麗人参やアメリカ人参に含まれる活性成分です。
その活性成分(高麗人参エキス)は、アセチルコリンの放出量に影響をおよぼす可能性がありそうです。
アセチルコリンとは、ご存じ、神経伝達物質のひとつで、記憶力、集中力、睡眠と覚醒のメカニズムに関与しています。
アセチルコリンは、ニューロンから放出されたあと脳内でリサイクルされます。
分解されたものがニューロン内に取り込まれ、アセチルコリンへと再生産されます。
上記実験では、高麗人参に含まれる活性成分が、その「取り込み量」を増やす、いいかえるなら、「リサイクル効率」を向上させた、ようなのです。
ただし、アセチルコリンの放出量は、急性では増えることはなく、高麗人参エキスを3日間摂りつづける必要があった、とのことです。
ginsenoside Rb1とは、高麗人参やアメリカ人参に含まれる活性成分です。
その活性成分(高麗人参エキス)は、アセチルコリンの放出量に影響をおよぼす可能性がありそうです。
アセチルコリンとは、ご存じ、神経伝達物質のひとつで、記憶力、集中力、睡眠と覚醒のメカニズムに関与しています。
アセチルコリンは、ニューロンから放出されたあと脳内でリサイクルされます。
分解されたものがニューロン内に取り込まれ、アセチルコリンへと再生産されます。
上記実験では、高麗人参に含まれる活性成分が、その「取り込み量」を増やす、いいかえるなら、「リサイクル効率」を向上させた、ようなのです。
ただし、アセチルコリンの放出量は、急性では増えることはなく、高麗人参エキスを3日間摂りつづける必要があった、とのことです。
ところで、そのように、きちんと「結果」を出すサプリメントに不可欠なものとはなんでしょう?
答えは、「活性成分」ということになります。
高麗人参の活性成分は三十種類以上あります。
たとえば、ジンセノサイド Rb1は中枢神経を抑制へと促し、ジンセノサイド Rg1 は中枢神経を興奮へと促すなど、それぞれが役割を持っています。
そこで、ご注意点です。
サプリメントの商品のラベルには、「高麗人参エキス」としか、普通、表記されません。
制度がそうなっているためです。
したがって、一般的な傾向として、サプリメントの原料もまた、高品質の原料はは高値で売られ、低品質の原料は安く売られています。
高品質であっても、低品質であっても、ラベルの表記は同じく「高麗人参エキス」となります。
ご察しのとおり、その点、サプリメントを買うときに、もっとも注意しなければなりません。
活性成分がどれくらい含まれているか?
メーカーに尋ねる手間を惜しまない方が良いと思います。
CHIRON Inc. 荒井